今回は車検について気になることをおさらいとして調べてみました。
車検とは
根拠は道路運送車両法です。
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=326AC0000000185
第一条
この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。(定義)
第二条
この法律で「道路運送車両」とは、自動車、原動機付自転車及び軽車両をいう。
第三条
この法律に規定する普通自動車、小型自動車、軽自動車、大型特殊自動車及び小型特殊自動車の別は、自動車の大きさ及び構造並びに原動機の種類及び総排気量又は定格出力を基準として国土交通省令で定める。
第四条
自動車(軽自動車、小型特殊自動車及び二輪の小型自動車を除く。以下第二十九条から第三十二条までを除き本章において同じ。)は、自動車登録ファイルに登録を受けたものでなければ、これを運行の用に供してはならない。
第五条
登録を受けた自動車の所有権の得喪は、登録を受けなければ、第三者に対抗することができない。
2 前項の規定は、自動車抵当法(昭和二十六年法律第百八十七号)第二条但書に規定する大型特殊自動車については、適用しない。(自動車登録ファイル等)第六条
自動車の自動車登録ファイルへの登録は、政令で定めるところにより、電子情報処理組織によつて行なう。
第七条
登録を受けていない自動車の登録(以下「新規登録」という。)を受けようとする場合には、その所有者は、国土交通大臣に対し、次に掲げる事項を記載した申請書に、国土交通省令で定める区分により、第三十三条に規定する譲渡証明書、輸入の事実を証明する書面又は当該自動車の所有権を証明するに足るその他の書面を添えて提出し、かつ、当該自動車を提示しなければならない。
簡単なのが多いので逆に法律を見てみました。
車の保安基準を適合し「自動車登録ファイル」に登録され、所有権を公証する制度です。
自動車検査証の備考欄がさまざまな目的で利用されるようになってきている。
自動車重量税額、燃費基準の達成度、前回検査時の走行距離計表示値と今回車検時の走行距離計表示値、また、今年の 2 月からは点検整備の実施状況といったことが記載されるようになってきている。自動車賠償責任保険も「車検」とリンクしていることは周知の通りである。
http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/jamagazine_pdf/201410.pdf
保安基準を満たすとしても最近の車は電子化され警告灯で異常を知らせたりします。
エラーをリセットするにはテスターが必要です。
車検項目をすべて満たしてもこれらの項目は乗っていないので、結果的に他のところも見る必要があります。
若干時代にあってないのではないでしょうか。
車検証
画像はwikipediaから引用
「車を買取査定に出すため車の情報を見たい」等の場合以外は外に出すことはないと思います。
ダッシュボードに入れておきましょう。
車検費用
車検費用はだいたい、新車購入だとメンテナンスパックやベンツの場合ではメルケア(メルセデスケア)等のディーラー保証が用意されていて初回車検は安めに受けることができると思います。(大体10万くらいでしょうか)
しかし、問題が大きければ修理代=点検料とパーツ代がかさみますので高くなります。
国産車でも外車でも同じです。
費用の内訳は、法定費用(税金分)が高いです。車ばなれの一因のような気もします。
車検予約
自分で車を整備車検を通す人は少ないので基本的に購入したお店やディーラーに頼むことになると思います。
ディーラーからはがきが来たりします。
いまではネット予約も多いのでしょうか。
見積り比較もする方もおられると思いますが、一括見積は正直うるさいだけなのでディーラーで見積もりを貰い他に当たるくらいで良いのではないでしょうか。
しかし、軽微な場合はパーツも相場があるのであまり変わらない場合も多いと思います。(徒労に終わる)
経験上、古いメルセデスベンツの車検費用は40万あれば間に合う感じです。(結構な覚悟ですが)
車検期間
有効期間は種別ごとに決まっています。自家用乗用車の車検の有効期限は、新車登録から初回の検査が3年間で、以降は車齢にかかわらず2年ごとに車検を受ける必要があります。キャンピングカーなどの特種車(8ナンバー)の場合は、初回検査が2年となり、以後も2年ごとの車検が基本となります。
http://qa.jaf.or.jp/car/carinspection/01.htm
普通車は2年です。
車検証住所変更
お近くの陸運局(軽自動車は軽自動車検査協会)に行きます。
https://otakara-shaken.com/useful/pass/pass03.html
住民票が必要なのでめんどうです。
車検切れ
車検切れのまま公道を走行すると上記の法律により罰せられます。
ごくたまに無免や無車検で捕まる人がニュースでありますよね。。
事故った時に発覚
https://www.sankei.com/affairs/news/190516/afr1905160035-n1.html
車検いつから
運輸支局または検査登録事務所で車の所有登録をしてからカウントされます。
中古車などで車検が残っている場合は引き継がれます。
2年ごとなので、早く受けても期間が短くなってしまい損をしてしまいます。
満了日の1,2か月前あたりから受けるのが一般的です。
ゆずり受けた車などはステッカーや車検証の年月を頭に入れておきましょう・・・。
なんでもギリギリより若干余裕をもちたいものです。
車検時用意する物
自動車検査証(車検証)
ダッシュボードに入れておきましょう
印鑑
自動車納税証明書
ダッシュボードに車検証と一緒に入れておきましょう
自賠責証明書
一緒に入れておきます
車検時諸費用
お金は税金分+アルファ必要です。(最低10万円程)
ロックナットのアダプター
社外ホイールなどにしていなければ通常常備されていると思います。
車検のコバック
全国フランチャイズ展開している車検のコバック。
代行料、代車料、見積料無料、車検費用は13000円だけとかなり気前のいい感じですが、数が多いところは相対的にトラブルが多くなり悪い評判も増えます。
いくら安くても整備箇所が増えれば当然追加で高くなりますし、フランチャイズなのでクオリティはマチマチだと思います。
検索したところ評判はあまり良くないような・・・
今度、もう少し調べてみたいと思います。