輸入車 左ハンドルか右ハンドルか
かつて輸入車といえば左ハンドル

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昔の話になりますが、1990年代くらいまではメルセデスベンツも国内代理店はまだまだヤナセであり、後ろに黄色のステッカーが貼られたセダンのベンツが走っていました。
いまでもアメ車などで並行輸入車は見られますが、ベンツを始め他メーカーもディーラー網が発達し日本車と同じように販売されるようになりました。
もちろんドイツを始め左ハンドル右側走行が多い世界の現状ですので、並行輸入車は左ハンドルとなっていました。
並行輸入車ですから、数も少なく輸送費もかかり高級車かよっぽどレアな車という位置づけでした。
2019年現在では
現在ではセダン以外にもコンパクトカーやSUVも一般的になり、日本車と同じように扱えるようになり右ハンドル車が普通になっています。
左ハンドルのデメリット
やはり、左ハンドルだと駐車場など改札機が反対だといちいち下りないと支払できないというめんどくささがあります。
高額車両が入る駐車場などは両側にある場合もありますが、基本的に片側しかありません。
どうしても使い勝手の良い右ハンドルが一般的になると、車を売るとき左ハンドルは若干デメリットになります。
かつてはレア車、高級車というステータス性もありましたが、一般的な車では人気がなくなってしまっています。
左ハンドルはまだまだあります
ベンツSクラスのグレードによっては左ハンドルのみの設定があります。
Gクラス G550等も左ハンドルでしたね。
アッパークラスでは左右選ぶことも可能です。
運転してみるとそれほど運転しづらいわけでもない左ハンドルですが、左ハンドルを選ぶのはステータス性くらいでしょうか。。
外国でも走るなら左。ですが右ハンドルもまぁまぁ多い。
レアなスーパーカーや高額車両で海外でも売りに出す場合は左ハンドルということになりますね。
一般の車を持っていく人はあまりいないと思われますが、外国で走るためには左の選択になります。
元英国領の地域のオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ等は右ハンドル左側通行ですが、調べてみると世界の約30%が右ハンドルだそうです。
(人口の多いインドも右ハンドルとのこと。)
日本国内での使い勝手は右ハンドル一択という輸入車の現状ですが、たまにしか運転しない車なら左の選択もありだと思います。