ベンツのリセールバリューを調べてみた Gクラス(ゲレンデ)2021
最近よく聞くようになったリセールバリュー
リセールバリューとは車を売るとき残っている価値。
車も固定資産の一部(車両運搬具)なので、取得してから年数が経っても価値が高いと現金化したとき多くのリターンがあります。
基本的にあらゆる売られている物は購入した時が一番高く、中古になると安くなってしまいます。
余談ですが高い宝石の代表格ダイヤモンドは売るとかなり安い価格になるそうです。
石自体だけでなくジュエリーの流行り廃りもあるそうで、お店が買いとってさらに販売するとき人気が無く売れない物は価格を下げざる負えないので買取(仕入額)も安くなってしまうのはどの品物でも同じです。
金(ゴールド)やプラチナなど、工業的にも需要があるものなら別の要素もありますが、基本的には需要と供給のバランスで市場価格が決まります。
残価設定型ローン
車に話を戻すと、残価設定型ローン(略して残クレ)を使用しての車販売・購入をディーラー(正規店)が国産車・輸入車とも推している現状もリセールという言葉が定着してきたのかもしれません。
残価設定型クレジットは、契約時に3〜5年後の残価(残存価値/下取価格に置き換えて考えてもいい)を設定し、残価を除いた金額を分割返済するローン
https://bestcarweb.jp/news/business/1729
返済期間を終えた後、車を引き取るか、残りを払うか選択します。
車を販売した側は引き取れば中古車としてまた売ることができ、乗り換えれば新たな販売実績をつくれ、残りを払うなどのローンを組みなおせば金利プラスその店での関係が続きます。
他のお店に浮気しにくいところもポイントなシステムでもあると思います。
返済期間を終えた後の再販価格(リセールバリュー)が気になる方も多くなったのでしょう。
メルセデスベンツの公式サイトを見るとウェルカムプランという残価設定型ローンがあります。
リセールバリューが高いらしいGクラス g400dを調べてみた
メルセデスベンツの中でもずっと人気のオフローダー、Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)。
四角い形が特徴で、街でもアウトドアでも風格ある車です。さらにメルセデスベンツらしく内装も充実していてリセール価格が高い車として有名ですね。(ほかに競合車らしい車がいないのも)
新しく日本でも発売になったGクラスのミドルグレード「G400d」。(※4月17日時点メルセデスベンツ日本公式サイトではまだ発表されていません。)
上顧客優先で販売されているそうで、カーセンサーで検索してみると数台ひっかかります。
https://www.carsensor.net/usedcar/freeword/g400d/index.html
価格はざっと見て2000万円越え!
G400dの販売価格は日本での発表がありませんが、ドイツのサイトを見ると、
※価格はドイツ語でPreisだそうです
106.540,70ユーロ(1390万円くらい)
付加価値税(VAT)を除くと89.530,00ユーロ(1170万円くらい)だそうです。
※130円で計算し四捨五入
日本価格になるとさらに高くなりそうですが、さらに新しく設定されたカスタムメイドのオプション「マヌファクトゥーア」も選択されているので、さらに高くなっていますね。
公式価格がないので何とも言えませんが、お店の利益を鑑みてもリセールバリューが100%を超えていそうです。(買った時より高い)
さすがにG400dは出回っていないので通常モデルのG350d
G400dはほとんど特別限定版のようなものなので、ベースモデルのG350dを調べてみます。
2021年4月の新車価格は、¥12,510,000(税込み)
よくあるオプション
アダプティブダンピングシステムが16万1000円(税込み)
ラグジュアリーパッケージが32万1000円(税込み)
AMGラインが40万6000円(税込み)
カーセンサーにて新しめに「2019年、4万キロ以下」で検索すると61台表示でした。(2021年9月追記時点:23台)
支払総額安い順に並び変えても1400万越え!
なかなか高いですね~。
発注しても納期未定だとか・・・市場に少ないからか高いようです。
ただ、前モデルの2016~2018年に変更すると1000万を下回ります。
たしか当時は新車価格10,800,000円だったはず。
お店側の利益が乗っている為、その価格で売れるわけではないですが、
まだまだ古い車ではないですし、リセールバリューは高いと言えますね。
2016~2018年で走行距離9万キロにすると小売価格700万円台になりました。
結論!やはりGクラスのリセールバリューは高い(某ゲームの理事長風)