HOME

ホンダと日産の合併 ホンハイなども 将来は技術革新も?

ホンダ・日産合併?

ソニーは組むか ホンダ・日産の命運握る「九州EV供給網」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC202BC0Q4A221C2000000/

ホンダと日産自動車が経営統合に踏み切る。両社は電気自動車(EV)やソフトウエア戦略で中国勢に出遅れ、弱者連合になりかねない。注目されるのはホンダと組むソニーグループなど他社が新連合のアライアンスにどう加わるかだ。

すでに既報ですが、合併というか協議が行われたという大きなニュースがありましたね。

言わずもがな、自動車メーカーの間ではEVシフトの波から中国車の台頭とあり、各社コロナの供給不足やインフレもあり投資を渋ったり、開発の計画が変わったりしていました。

日産は、いちはやくEVリーフを発売したり、電気の日産を推していました。
ホンダも、2030年~頃には完全電動化宣言をしている一つのメーカーでした。

それでも、遅れは大きく、または新規開発に躊躇していたところ中国に置いて行かれている・・・そんな状況ですね。

様子見からハイブリッドのトヨタはサイクル的に勝ち組ではあり、電動化宣言した上記の2社やメルセデスベンツなども太刀打ちできず方針転換したりということになっているのが2024年でした。

会社経営からすると、より効率化や開発費を抑えるためスケールメリットを重視したり・・・などが考えられますが、ユーザーからすると「もちろん」納得できなそうな合併ですよね。
NBOXやフリードなどがあるホンダはともかく、日産は、新車開発が遅れ昔のプラットフォームのまま、車種も限られなんとかやっているというイメージです。

ePowerもワンペダルもそこまで技術力を感じないですしね・・・。ホンダも台数はでても利益率は圧迫されていそうなラインナップです。

合併するしないどちらにせよ、未来は厳しいといったところです。

全国平均のシェアはトヨタ単独では30%、出資先を含む「7社連合」では66%にのぼった。

https://www.nikkei.com/prime/mobility/article/DGXZQOFD032Z70T00C23A9000000

そもそも日本の自動車のシェアはトヨタがざっくりと半分ほどまで達するようなもので、軽自動車のスズキやダイハツもあるので、日産やホンダは国内でもトップを取りに行くのは今更難しい状況と思われます。

ホンダといえば米国市場なイメージで、日産はフランスのルノーとの提携もあり、ステランティスのような第三のメーカー感があります。

上記ではソニーも?とありますが、日産買収に台湾や中国などでiPhoneの受託生産も請け負うホンハイも名乗りをあげたというニュースも見られましたね。

日産の買収に[ホンハイ]が名乗り そもそも[ホンダ]にメリットってあるの?
https://bestcarweb.jp/feature/column/1070563

ホンハイも自動車の生産に乗り出すビジョンもあるらしく、日産の技術を買い取るような感じでしょうか。
ただ、これ以上自動車メーカーが増えてもすでに中国車が台頭したことで過剰生産気味と思われます。

今後は受託生産(ファブレス)な開発も増えて行くのではないでしょうか?

自社で工場を建設し、ラインを作り出荷するのは非常にコストも時間もかかり、為替で負けてしまう中国以外の国では難しくなっていると思われます。
その中国も安すぎてあまり儲かっていない(工員の給料も安い)などがあるとは思いますが・・・。

日本や欧州はもちろん、中国や韓国でも少子化、インドでも出生率が下がっているらしいです。
そんな時代かつてのような大量生産、大量消費は環境にも悪く見直されていくのではと思われます。(アフリカは人口増)

今後は少量生産、短納期、付加価値はもちろんですが、短納期を極めれば過去の車なども3Dプリンターなどの技術革新を使えば作れるようになる気もします。
すでにプラットフォームの共通化やモジュール化も見られますし、テスラのギガプレスやらさらなるロボット化、AI設計なども使われ始めている時代ですし。

色や内装はもちろん、ガソリンでもハイブリッドでもEVでもFCVでも選べて、ステーションワゴン化や7人乗りも自由自在。
オンラインで注文し、納車まで自動でそんな未来が究極な気はしますね。

フェラーリやポルシェ、ランボルギーニは少量生産でブランド力も維持し価値も高いですが、日産やホンダなどプレミアムブランドではない(NSX(初代)やGT-Rはプレミアムになってますが)メーカーの生き残りがどうなるのか見ものですね。

カテゴリー

Tags

最新の投稿