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2021年1月28 新型 メルセデスベンツSクラス 7代目(W223) 発表

新型Sクラス 登場

以前から、話題となっていた新型Sクラスがいよいよ日本公式発表されました。
発表と同時に公式サイトSクラスページも新モデルになっています。

メルセデスベンツジャパン公式サイト

W222型から8年ぶりの改良ということです。

前モデルもフラッグシップらしい風格と機能を備えたベストセラーでした。

「Sensual Purity(官能的純粋)」と称するデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減。

東洋経済の詳しい記事
https://toyokeizai.net/articles/-/408934

スッキリとしたシンプルなデザイン。
ドアハンドルが格納型になり、曲面が美しい形状に。
(格納型は他のメーカーでも見られるようになってきましたね。テスラでドアハンドルが開かなくなったという事故がありましたが・・・)

エアロダイナミクスも向上しているそうです。

Web CG
https://www.webcg.net/articles/-/43987

価格は1293万~2040万円。


ディーゼルのS400d
ガソリンのS500(ISG マイルドハイブリッド)

がまずはラインナップされどちらもノーマルとロングボディあり。
9G-TRONICオートマチックトランスミッション、4MATIC(フルタイム4輪駆動システム)。

リア・アクスルステアリング等、4輪駆動もさらに改良が加えられているそうです。

さらに目を引くのがインテリア。中心に設置された大型ディスプレー(有機EL)。
ステアリングもユリの花からインスピレーションを得たという新しい造形になっています。

MBUXももちろん搭載。
現在のメルセデスベンツが誇る最新機能全部乗せがフラッグシップらしく、Sクラスであります。

シート、ステアリング、サイドミラーのポジションやコックピットディスプレイの表示スタイル、ペアリングした携帯情報端末やナビゲーションのお気に入り設定などを統合し、読み込むことが可能

自動でシートポジションをボイスで動かすと未来感があります。

世界初という、後席「SRSリアエアバッグ」。
後席の左右にリアエアバッグを搭載するのは世界初だそうです。(たしかになかった)

アンビエントライトも進化しておりLED光源の数が40個から標準ボディで247個、ロングボディで263個になったそうです。

Burmester3Dサラウンドサウンドシステム(パーソナライゼーション機能付き)、Burmesterハイエンド4Dサラウンドサウンドシステム。音響もグレードアップ。
オプションの4Dサラウンドシステムではサブウーファーを含む合計30個のスピーカーと2基のアンプ搭載。

サウンドシステムというとレクサスのマークレビンソンオプションが昔から思い起こされますが、(オプションですが)ハイエンドサウンドシステムが最初から用意されているようです。

個人的には、車で多く移動する場合オーディオ機能は非常に重要です!家で音楽を聴くよりゆっくり聞けますから。(カラオケもできるし)

他にも

シートクッションとバックレストのわずかな動きによって着座姿勢の変化をサポートする、「エナジャイジングシートキネティクス」が標準装備

ボディシェルの一部に遮音発泡材が採用しさらに静粛性を高めると同時にファイヤーウォール機能も向上だそうで、安全機能があらゆる面で向上させられている印象です。
日本ではセダン人気が陰っていると言われていますが、やはりVIPな方が乗る場合、大きな車の方が事故った時生存確率はあがります。

https://www.autocar.jp/post/627229/3

世界で初めてAR(Augmented Reality=拡張現実)ナビゲーションを有機ELメディアディスプレイだけでなく、フロントウィンドウに投影するシステムをメーカー純正オプションで設定。

ARナビも売りのひとつ。フロントウィンドウに投影することもでき、ナビをチラ見するのは結構危ないので良いですね。
フロントウィンドウ表示は以前からありましたが、あまり目立ちませんでしたし。

PRE-SAFEインパルスサイド

側面衝突が不可避であることを検知すると、衝突側前席バックレストのサイドサポートに内蔵されたエアチャンバーが瞬時に膨張し、乗員をドアから遠ざけることで、衝撃の軽減が図られる仕様となった。

乗員をドアから遠ざける よさそうですね。
先日の東北の多重事故でも少しずれていれば挟まれなかったのでは・・・と思うところはあります。

機能盛沢山

発表前の情報ではデザインばかりに目が行ってしまいましたが、最新機能が盛りだくさん(全部乗せ)ですね。
安全面にかなり重点を置いていて基本を守りながら実用性にも隙がない完璧を目指したメルセデスベンツらしいクオリティという印象です。

コストカットやこの機能はオプションですとかが感じられない。
1000万以上する車ですが間違いなく売れるでしょうね。

新型Sクラス 公式特設サイト

https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/special/2020/s-class/saloon/function-0128.module.html

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