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Gクラス 相場情報を調べてみた 2022 12月

2022 コロナに 半導体に 後半は一服

2022もあともう少しですね。
主にメルセデスベンツを追ってきたこのブログですが、2022年を振り返ると、やはりコロナの影響から半導体不足、インフレ。
新車不足に価格高騰とそんな1年でした。


(メルセデスベンツ販売数:出典JAIA

半導体不足も徐々に供給回復してきている物の、電気機器に比べ自動車はまだまだ不足のある感じです。
メルセデスベンツも新車供給がそこそこ回復したためか、新車も街中で見かけるようになってきました。
(先日EQSを始めてみました。)

その中でもゲレンデことベンツGクラスはずっと人気があり、1000万円以上の価格の車なのに4-6月ころには新車登録台数ランキングで10位以内に入る(ベンツの中では2位)時もありました。
コロナに、ウクライナに、いろいろとつながっており誰も未来を予想できないもので、インフレも異常でしたね。

ここのところはアメリカや欧州も金利引き上げ幅を弱め、落ち着いた感がありますが、以前と比べるととんでもなく物価高になっています。
みんな慣れてしまったような感じでしょうか。

高級品に入る輸入車・外車、メルセデスベンツ・AMGですが、生活資金に困ることのないお金持ちにとっては関係ありませんね。
むしろ節税になるとか😓

Gクラス人気もそこそこ一服感もあるかとカーセンサー小売り相場を見てみました。

Gクラス 相場 2022 12月

G400d

Gクラス G400dの相場を調べてみた(2022)

2022年2月更新。
このブログの記録で、2月にはG400dは中古車市場に67台。

ベンツのリセールバリューを調べてみた Gクラス(ゲレンデ)2021

2021年4月くらい
G400d 38台

2022 12月

164台!?

めちゃくちゃ増えてますね。
一番上の価格は相変わらず2000万越えですが。(むしろちょっと高いくらい)

高い順に並び変えると最高は2730万円
低い順に並び変えると最低は1768万円

メルセデスベンツ公式サイトには相変わらずAMG G63の限定車しか価格が表示されていないものの、200万円ほど値上げされているといううわさも・・・
G400d掲載当時は定価1289万円なので、それくらい値上げしていてもおかしくないという。。

台数が多いと需要と供給のバランスから値下げしないと売れなくなる物ですが、なかなか値下げになりにくい状態という感じでしょうか。
物によっては下げることもありそうではありますね。

G350d

2021年4月くらい
G350d

「2019年、4万キロ以下」で検索すると61台表示

(2021年9月追記時点:23台)

こちらも増えているとはいえ、検索の仕方がおかしいのか?G400dより少ない(走行距離や年数も入れていますが)

旧モデルと意外と値段が変わらないものもあり、旧型も人気なのかもしれません。

現行W463aで一番高いのは限定車で2520万円
前のフェイスでW463一番高いのは1998万円

でした。
昔のでも高い高い。

一つ付け加えると、ゲレンデは昔から人気なので走行距離、年式を選択しなければ台数も多く、旧モデル17.5万キロが495万円~という物が最安でした。(さすがに17.5万キロはこわいか)

まとめると台数は多い物の価格はあまり落ちていないという感じでしょうか。

参考にドイツ本国の価格 2022 12月

G400d €118.256,25(約1710万円)
AMG G63 €187.246,50(約2710万円)

ベースモデルがG400dになり1700万円以上
G63はなんと3000万円ほど。昔のG65ですね。

このあたりを見ると相場もしっくりきます。
基本的に安くないです。供給が増えてもインフレでベースが上がっている。

今後もウクライナ戦争の出口が見えず、むしろ意図的に引き延ばすのではとの立ち位置によっては見方もあるのでは。
米中対立から台湾有事をあおったり、来年は半導体供給は解消されてきそうですが、資源高騰などデフレになる要因がほぼ見当たらないですね・・・

昔からそうですが、富裕層の車です。

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