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ガソリン車は今後買っておけば高くなるのか(ベンツ)

脱炭素の動きから2030年代半ばくらいには、ガソリン車の販売を辞めて電気自動車に舵を切るという事が言われています。
メーカーや国ごとに時期や内容は様々ですが2030年代という感覚です。

しかし、昨今のエネルギー事情を鑑みると何とも言えない所です。
コロナやウクライナに未来のことはわかりそうで結局予測できないものです。

そんな中ですが、電気自動車シフトの流れは確実にある2022年です。
ガソリン車の生産販売を辞め完全電気メーカーへの転換を発表するメーカーも多いです。

2022年までに、メルセデスベンツは同社がサービスを提供するすべてのセグメントにバッテリー式電気自動車(BEV)を搭載する予定です。2025年以降、新しく発売されたすべての車両アーキテクチャは電気のみであり、顧客は会社が製造するすべてのモデルに対してすべて電気の代替品を選択できるようになります。

https://group.mercedes-benz.com/sustainability/climate/ambition-2039-our-path-to-co2-neutrality.html

欧州のメルセデスベンツはAmbition 2039計画としてカーボンニュートラルな自動車生産目標を掲げています。

中国の電池セルメーカーであるFarasis Energy(Ganzhou)(※米国カリフォルニアにも設立)とも持ち株会社を設立し開発・生産しています。(資料

ロシアへの天然ガス依存が課題になる昨今、電池は中国企業であったりサプライチェーンも国をまたぎ密接な関係になり、問題があった時より事態を複雑にしていますね。

電気自動車シフト各メーカーの動向 2022

ざっくりと各メーカーを調べてみると、

BMW

2021/3/30

[ロンドン 30日 ロイター] – ドイツ高級車メーカー、BMWのオリバー・ツィプセ最高経営責任者(CEO)は、同社は適切なタイミングで電気自動車(EV)にシフトしており、今後発売する新車種によって同社が後れを取っているとの見方が一変するだろうと述べた。

https://jp.reuters.com/article/bmw-ceo-electric-idJPKBN2BN0DC

いちはやくi8やi3を発売し、最近ではi4などを発表していますが完全にEV化とは宣言していないようですね。

VW

2021/3/5

[フランクフルト 5日 ロイター] – 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は5日発表した事業戦略で、欧州の自動車販売全体に占めるVWブランドの電気自動車(EV)の割合を2030年までに70%超に拡大する方針を打ち出した。

https://jp.reuters.com/article/volkswagen-brand-strategy-idJPL3N2L335X

以前の調べた記事でもe-fuelの開発もしているという(資料)VWグループのアウディ。規制に沿って販売割合を増やしていくようですね。すでにVWのEVID.4などがあります。

Toyota

CMの通り、ガソリン、ハイブリッド、燃料電池、EVどれも本気()だそうです。

日産

2022/2/7

日産自動車が米国を除く主要市場でガソリンエンジンの新規開発を終了する。欧州向けではすでに開発を取りやめており、今後は日本や中国向けでも中止する方針だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC148VP0U1A211C2000000/

リーフの年販売台数はだいたい1万台くらいでしょうか。まだまだですね。

ホンダ

2021/8/6

四輪部門における電気自動車(BEV)と燃料電池車(FCV)の販売比率を、2040年にはグローバルで100%にすることを目指す

https://www.webcg.net/articles/-/44928

ただでさえ利益率の低いNBOXばかりが売れている印象のホンダ。だいじょうぶなのでしょうか。

ジャガー・ランドローバー

2021/6/9

2025年からジャガーの全モデルをEVに転換します。ジャガーブランドを、将来のモビリティ変革の中核を担う存在へと変えていかなければなりません。EVだけでなく、FCV(燃料電池車)への転換も加速させます。

https://diamond.jp/articles/-/272563

車種の少ないメーカーはシフトしやすい印象ですが、ランドローバーはプラグインハイブリッドはありますが完全EVモデルがまだありません。EV化されると言われていた新型XJも続報がありません。

中国全体

2021/11/25

中国自動車ロードマップ学会(中国汽車工程学会)は、2035年時点で50%をEV,残り50%をハイブリッド車とする目標を発表している。

https://media.dglab.com/2021/11/25-china-ev-01/

アメリカ

2021/8/24

ジョー・バイデン大統領が2030年に販売される新車の半数をBEV、PHEV、FCEVなどのゼロエミッション車にするという野心的な目標を設定した大統領令に署名するとある。

https://www.autocar.jp/post/722111

中国もアメリカも欧州のように完全にEV化というわけではないようです。

結局完全EV宣言をしているのは中堅

電気自動車ではEV専売のテスラがトップ企業ですね。(資料

大手ではメルセデスベンツが「2025年以降新しく発売される車は電気自動車のみ」とあるのでガソリン車はプレミアムな存在になるのかもしれませんね。
現在の新車はISG(回生システム・発電機)が搭載されているのでいわゆるなんちゃってハイブリッドですが、人気のGクラスはついていません。

結局、ガソリン車がなくなる!価格が上がる!のかというと・・・またGクラスの価値があがりそうです。
一応2030年でもガソリン中古車が走れなくなるわけではないですが、2025年前には買っておきたいところです。

あと、メルセデスベンツではありませんが日本車のスポーツコンパクトもねらい目ですね~。
すぐにカタ落ちしてしまうので。
おかねがあればGT-R(R35)でも保存しておきたいものです。

フェアレディZ(カーセンサー)
スカイライン GT-R

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