HOME

整備士の給料と環境について

整備士について調べてみた

自動車を整備するお仕事整備士。
バスやトラックから特殊車両、日本車・輸入車整備士と言っても多岐に渡ります。

命を乗せる機械ですから、日常メンテナンス以上の箇所を整備するには資格が必要です。
機械も耐用年数があり、使っていれば壊れてくるのは当たり前です。
また、今後としては電気自動車へのシフトが言われており、現在でも電子制御されている車が普通になっているので現状も日々変わっていると思われます。

今回は自動車整備士について調べてみました。

自動車の整備士

自動車整備士国家試験

日本においては自動車整備士国家試験に合格した者の呼称であり、資格を有せず整備に従事する者を整備工、または工員と呼称し区別する。

試験は国土交通省自動車交通局監修のもと、道路運送車両法第55条に基づいて行われ、試験に合格した者は国土交通大臣より合格証書の交付を受ける。

一般的に自動車整備士国家試験に合格し取得し、整備の仕事をしている人を指します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%95%B4%E5%82%99%E5%A3%AB%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E8%A9%A6%E9%A8%93

自動車整備士になるには
https://www.jaspa.or.jp/mechanic/faq/

登録試験の種類

一級小型自動車 二級2輪自動車 三級2輪自動車
二級ガソリン自動車 三級自動車シャシ 自動車タイヤ(現在、実施しておりません。)
二級ジーゼル自動車 三級自動車ガソリン・エンジン 自動車電気装置
二級自動車シャシ 三級自動車ジーゼル・エンジン 自動車車体

三級、二級、一級(&ディーゼル)と思いきや、いろいろとわかれているようです。

基本的に、養成施設と区分される専門学校に通い受検し取得するのが一般的です。

整備士の給料は安い?

検索に入力してみると「年収」とよく出てきます。

自動車整備士(二輪自動車整備士等を含む)に関してはサービス残業・早朝出勤が恒常化しているところが多々見受けられる[要出典]。

※要出典

一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会(JASPA)という団体が、「自動車整備白書」ならびに給与データブックなるものを毎年刊行しているようです。

自整業の経営・給与データブック(平成31年度版)
https://www.jaspa.or.jp/association/publication/book_data.html

自動車整備白書は買わないと見れないのですが・・・検索してみると下記のデータがありました。

日整連が同時にまとめた19年度の「自動車整備白書」では、整備要員の年間平均給与が392万4千円と7年連続で増加したが、働き盛り世代の水準の低さが目立つ結果となった。

https://www.aba-j.or.jp/info/industry/12363/

※今度は一般社団法人日本自動車会議所という組織(自動車業界は組織が大量にあります。)

収入系で検索するとほとんどが転職・人材派遣のSEOハックサイトが出てきて、(全く使えないわけではないですが)基本的に転職を促すものがでてきます。

dodaによると全体の年収中央値は400万円だそうです
https://doda.jp/guide/heikin/2012/age/data.html

中央値をやや下回ってしまうようで、給料は低いと言えば低いのでしょう。
厚生年金・健康保険は会社と折半ですが、保険料が源泉徴収され手取りとなります。

現在は正社員・派遣・アルバイト・パートどれも要件を満たせば社会保険の加入が必須ですが、小売り・サービス業はさらに収入が低く、まだ整備士の方が高いという現状です。

2~3年の専門学校へ行って国家資格を取得し働いても、そう高いとは言えない現状から「安い」とされるのでしょう。

ベンツの整備士給料

メルセデスベンツのブログなのでベンツ整備に絞って検索してみると総支給20~40万円という感じです。
輸入車だから高いとは言えない現状でしょう。

デフレが続き世界から見ても収入が伸びていない日本。
ただ収入は他人との比較で少し多いくらいが人間的には優越感を得られるそうです。
500万なら600万ほしくなり600万なら1000万円まで欲しくなるものです。
月40万円から安定してきてマウント取れるくらいだと感じます。

労働生産性の国際比較2020

整備士の就職先

資格を持っていてももちろん働かなければお金になりません。
いきなり独立開業する人はまずいないので、まずは企業に就職することになります。

  • ディーラー
  • 独立系
  • 家族経営の工場

こんなところでしょうか。

ディーラー

ディーラーは大きな看板の下、守られているようで安心ではあります。
トヨタを始め各メーカーは学校を卒業し系列に就職できるレールを用意したりしています。

ですが、ディーラーと言ってもフランチャイズもあり経営はピンキリです。
ベンツやBMWを始めとした輸入車ディーラーは日本には整備士要請学校は運営していませんね。

ある程度、世の中自由で自己責任(自助?)ではありますが、運によるのが厳しいところです。
マッチングミスなどとも言ったりするのでしょうか。

独立系

ディーラーではなく様々な車を扱っている会社です。
大きなところではオートバックスやイエローハットなど。
やはり経営や待遇はピンキリでしょうか。

家族経営

一番資本力的には小さく、家族経営というとブラック感あふれる零細企業。
ですが裏を返せば人数が少ないというと出世しやすい、仕事がうまくいけば自分の環境に作り替えることもできると思います。
サラリーマン体質には向かないかもしれませんが、技術力がある、実績があるところもあるので侮れません。

ただ人間関係や社内風土に耐えられないのはどの業界でもありそうです。

以前は整備士というとちょっとガテン系で車好きなイメージがあり、まだやんちゃなところを引きずっているところもありそうです。
ただ、現在は電子化されて車いじりも難しくなっている現状です。
安定志向を求める人が増えているように感じます。

あまり締まらないまとめですが、ピンキリという現状でしょうか。(主観ばかりですみません)
需要はある物の、給料だけでなく人間関係や環境も重要です。

自動車整備士あるある

https://matome.response.jp/articles/1426

整備士=掃除のプロにあらず

切ない・・・

整備士も働いて数年が経つと、ディーラー・量販店問わずお客さんと接するスーツ組の営業に回るのもよくあるパターンです。
接客が苦手な場合は工場長を目指すパターンになります。

ただ、車の整備は「車検=2年保証」と勘違いしている客がいたり、触ってもいないのに整備後警告灯が出たなどクレームもよくあるパターンです。
ちょっと検索すると鬱になりそうです。

自動車整備、特にベンツなどの輸入車になるとパーツ代も高く、シビアになるのはある程度理解できます。
ですが、お客さんと専門家で同じ知識ではないため情報のずれがでてくるのはどの業界でもありえることです。

しゃべり方によって燃え上がることも。
クレーマー社会、病院などの口コミを見てもボロクソです。整備に限らず接客はどこでもメンタルがやられていくところはあるような気がします。(そして決まって接客が得意な人は今度は数字入力など事務系作業がずさん…)

費用でも単価の安い軽自動車などではたくさん整備し台数をこなさないとお店側の利益も増えず「忙しいだけで給料上がらない」に繋がりやっぱり「ブラック」になっていく現状もありそうです。
お店はもうかっても経営者が私腹を肥やすだけも当然あるでしょう。

整備工場を始めるには建物や機材、テスターなどあるていど設備投資が必要な整備工場。

認証工場数と指定工場数の推移
https://www.mlit.go.jp/common/001383247.pdf

ピークからやや減っているようです。

元自動車整備業であった者に対するアンケート調査(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/common/001106233.pdf

転職理由はだいたい労働条件と賃金。将来への不安というもの。

男性の比率が高い業界ですが、女性の場合転職する場合「正社員として採用してもらえたから」という答えも・・・。
転職後の現状が良くなったと答えた人で年代別で理由が違い、50代は「仕事のやりがい」が1位に・・・。

整備士の離職率

検索すると19.9%とでてくるのですが下記の厚生労働省のデータからだそうです。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/dl/gaikyou.pdf

整備士と限定しているわけではないので詳細は変わってきそうですが、新卒が3年で約3割はやめると言われている昨今、2~3割というところでしょうか。
逆に辞めない業界の方がすくないという・・・厳しい現代日本社会です。

最後に電気自動車資格

https://yccm.ac.jp/column/column10.html

電気自動車を整備する専門の国家資格はない

高電圧部位に触らない、充電しながら洗車しないなど取り扱いの注意点を理解してください。
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/support/safety/popup/inspection-04/index.html

感電の恐れがあるため危険

令和元年(2019年)10月1日施行
電気自動車、ハイブリッド自動車等の整備業務に係る感電災害防止のための特別教育が変わります
https://www.mhlw.go.jp/content/denki_kyouiku.pdf

各都道府県の自動車整備振興会にて特別講習が開かれているようですが、まだまだ一般的ではないようです。

コロナ禍の中、エッセンシャルワーカーの給与が低く、株高や仮想通貨など動かなくても莫大な利益を得られる世の中。
手に職があった方がもちろん良いことですが、せっかく専門学校へ行っても辞めて別業種へ転職する人も。
どの業界でも別の業種に転職する人はある程度いますが、電気工事技術者やビルメンなど資格がないとできない職業も重宝されるとか。(※セルフ要出典)

電気自動車シフトになったとしても車が消えるわけではないので、なくなりはしない職種ではありますが、世知辛い世の中ですね。。

カテゴリー

Tags

最新の投稿